でん【田】
1 田(た)。田地。田畑。転じて、物を生み出すところ。「此砂浜は…衣食の—なり」〈蘆花・自然と人生〉 2 田楽(でんがく)豆腐をいう女房詞。→御田(おでん)
でん‐え【伝衣】
《連声(れんじょう)で「でんね」とも》法脈伝授の証として師から弟子に伝えられる法衣。転じて、法脈を伝えること。
と【音】
おと。ね。「風の—の遠き我妹(わぎも)が着せし衣(きぬ)手本(たもと)のくだりまよひ来にけり」〈万・三四五三〉
とう【糖】
[音]トウ(タウ)(漢) [訓]あめ [学習漢字]6年 1 サトウキビなどから製した甘味料。「糖衣/黒糖・砂糖・精糖・製糖・白糖」 2 炭水化物のうち、水に溶け、甘味のあるもの。「糖類・糖尿病/...
とう‐い【擣衣/搗衣】
砧(きぬた)で衣を打つこと。
とうい‐じょう【糖衣錠】
外側を糖衣でおおった錠剤。
とう‐が【凍餓】
こごえて飢えること。はなはだしく衣食に欠乏すること。「飢𡻕往々—の死を免かるる能わず」〈新聞雑誌二二〉
とう‐じき【当色】
1 位階に相当する服色。養老の衣服令では、一位は深紫、二・三位は浅紫、四位は深緋(ふかひ)、五位は浅緋、六位は深緑、七位は浅緑、八位は深縹(ふかはなだ)、初位は浅縹。のち、多少の変化があった。位...
とうせい‐おんな【当世女】
気風・態度や容姿などが当世風の女。「仕出し衣装の物好み、—のただ中」〈浮・五人女・三〉
とおし‐げいこ【通し稽古】
演劇・オペラ・バレエなどで、途中で中断することなく、本番どおりに行うけいこ。通常、衣装を着けて行う。ドレスリハーサル。→ゲネプロ