おな・じ【同じ】
[形シク]《「おなし」とも》形容動詞「おなじ」に同じ。体言に続くときには、連体形「おなじき」のほか、和文脈のものでは語幹「おなじ」がそのまま用いられることが多かった。「あしひきの山は無くもが月見...
鬼(おに)に衣(ころも)
1 表面は慈悲深そうなようすをしていても、内心は鬼のように恐ろしいこと。狼(おおかみ)に衣(ころも)。 2 《鬼は本来裸で衣服を必要としないところから》不必要なこと。また、ふつりあいなこと。
おに‐の‐ねんぶつ【鬼の念仏】
大津絵の画題の一。鬼が法衣を着て、鉦(かね)と撞木(しゅもく)を持った姿を描く。これを室内に貼っておくと、子供の夜泣きがなおるという言い伝えがあった。
おに‐もじ【鬼綟】
麻糸または太い綿糸で紗織りにした目の粗い布。「麻袴に—の肩衣(かたぎぬ)」〈浮・永代蔵・二〉
おのろけ‐まめ【御惚気豆】
豆菓子の一。炒(い)った落花生に、砂糖と塩を混ぜた米粉で衣がけして、あぶり焼きにしたもの。
お‐ひきずり【御引き摺り】
1 着物の裾を引きずるように着ること。また、そのように仕立てた着物。花嫁衣装の類。 2 「引き摺(ず)り1」に同じ。「おふくろは—と来ているから」〈二葉亭・平凡〉
お‐ひきのうし【御引直衣】
天皇が日常に用いた身丈の長い直衣。裾を長く引いて着用し、下に紅(くれない)の長袴をはく。御下げ直衣。ひきのうし。
おび‐ひも【帯紐】
衣服を着るときの帯と紐。
オフ‐ショルダー【off-shoulder】
《肩から離れた、の意》えりぐりが、両方の肩が出るほど大きく開いている洋服。イブニングドレスや舞台衣装などに多い。
オペラ‐クローク【opera cloak】
観劇や正式の夜会で、イブニングドレスの上に着るゆるやかなケープ型の上衣。毛皮などの豪華な素材を用いる。