こぐち‐もくはん【木口木版】
木口に彫刻した凹版。また、その印刷物。版木としてツゲなどを使う。濃淡や諧調が表現できる。西洋木版。→板目(いため)木版
こころ‐づけ【心付け】
1 気をつけること。注意。配慮。心添え。「夕飯には母親の—で一銚子付けて」〈紅葉・多情多恨〉 2 世話になる人に感謝の気持ちを示すために与える金銭や品物。祝儀。チップ。「使用人に—を渡す」 3 ...
こ‐しき【古式】
昔から伝わっているやり方。「—にのっとる」「式典を—ゆかしく執り行う」 [補説]文化庁が発表した平成22年度「国語に関する世論調査」では、「古くからのやり方にのっとった様子で」を表現するとき、本...
コシャマインき【コシャマイン記】
鶴田知也の短編小説。アイヌの若き部族長コシャマインと和人との戦いを、叙事詩的に表現した作品。昭和11年(1936)発表。同年、第3回芥川賞受賞。
こしゅう【孤愁】
《原題、(スペイン)Soledades》スペインの詩人、ゴンゴラの長編詩。第一部のみを1613年に発表。隠喩に満ちた難解な表現は当時のスペインの文壇に大きな文学論争を巻きおこした。別邦題「孤独」。
こ・す【越す/超す】
[動サ五(四)] 1 (越す)ある物の上を通り過ぎて一方から他方へ行く。また、難所や障害となるものを通って、その先へ行く。「塀を—・す」「難関を—・す」「峠を—・す」 2 数量・程度がある基準以...
こ‐ちょう【誇張】
[名](スル)実際よりも大げさに表現すること。「主人公の特徴を—して描く」
こちょう‐ほう【誇張法】
修辞法の一。事物を過度に大きくまたは小さく形容する表現法。「雲衝(つ)くばかりの大男」「猫の額ほどの土地」などがその例。
こっけん‐の‐さいこうきかん【国権の最高機関】
立法・行政・司法といった国家権力を担う機関のうち、最も重要な機関。国会のこと。 [補説]日本国憲法第41条に「国会は、国権の最高機関であって、国の唯一の立法機関である」とある。「最高機関」の意味...
こてい‐しょうすうてん【固定小数点】
固定小数点数における、位置が固定された小数点。一般的には、小数点そのものより、その小数点を使った数や表現方法、またはコンピューターのプログラムなどの固定小数点型の呼称として用いられることが多い。...