ひょう‐かつ【表割】
卵割の一型。節足動物など、卵黄が中心部に多い中黄卵にみられ、表面の細胞層だけが分裂するもの。
ひょうが‐さっこん【氷河擦痕】
氷河が流れるときに、氷河に取り込まれた岩塊や岩盤の表面に刻まれた直線的なこすり跡。
ひょう‐ざい【表在】
医学で、体や組織の表面や表面に近いところにある、または生じること。浅在。「—感覚」「—静脈」→深在
ひょうざい‐じょうみゃく【表在静脈】
皮膚のすぐ下や脳の表面に近いところにある静脈。→深部静脈
ひょうざいせい‐しんきんしょう【表在性真菌症】
真菌症のうち、感染が皮膚の表面にとどまり真皮に及ばないもの。足白癬・頑癬など。浅在性真菌症。
氷山(ひょうざん)の一角(いっかく)
表面に現れている事柄は好ましくない物事の全体のほんの一部分であることのたとえ。「今回摘発された事件は—にすぎない」
ひょう‐しょ【表書】
表面に書くこと。また、その文字。うわがき。おもてがき。
ひょう‐そう【表層】
表面の層。うわべ。「物事の—しか見ていない」
ひょう‐ひ【表皮】
1 高等植物の表面を覆う1層または多層の細胞からなる組織。表皮組織。 2 動物の皮膚の最表層の組織。真皮の外側にあり、人間では表面から角質層・淡明(透明)層・顆粒(かりゅう)層・有棘(ゆうきょく...
ひょうひ‐こうか【表皮効果】
高周波の電流が導体を流れるとき、電流が導体の表面付近に集中する現象。実効的な抵抗は著しく増す。