あぶら‐ずさ【油苆】
漆喰(しっくい)に混ぜる、菜種油のしぼり袋の廃物をほぐして作ったすさ。
あみ‐みどろ【網みどろ】
アミミドロ科の緑藻。湖沼や水田などに生える。長さ約10センチの袋状で、円柱状の細胞が規則正しく結合し、網目をなす。
あめつち‐の‐ふくろ【天地の袋】
女子が、新年に幸福を多く取り入れるようにと上下を縫い合わせて作る祝いの袋。春袋(はるぶくろ)。天地(てんち)袋。「—の数し多かれば」〈一条大納言家歌合〉
アンカット【uncut】
書籍や雑誌の小口(こぐち)が袋状のままで化粧裁ちしていないこと。フランスとじ。
あん‐のう【鞍嚢】
馬の鞍(くら)の左右に垂らす革製の袋。小さい武具などを入れる。
あん‐ぺい【安平】
[名・形動ナリ]《「あんべい」とも》 1 安らかで穏やかなこと。また、そのさま。「四海の—、掌(たなごころ)の内に照らし」〈浄・吉野忠信〉 2 むずかしくないこと。また、そのさま。安易。「さては...
い【胃】
1 消化管の一。袋状で、上は食道に、下は十二指腸に連絡し、胃液を分泌して食物を消化する。胃袋。 2 二十八宿の一。西方の第三宿。牡羊(おひつじ)座東部の三つの星をさす。えきえぼし。胃宿。
い【胃】
[音]イ(ヰ)(呉)(漢) [学習漢字]6年 内臓器の名。六腑(ろっぷ)の一。胃袋。「胃癌(いがん)・胃酸・胃弱・胃腸・胃痛」
い‐き【委棄】
[名](スル) 1 「遺棄(いき)1」に同じ。「田地の開墾が全く—せられて了(しま)ったのも」〈花袋・重右衛門の最後〉 2 法律で、物または権利を放棄して他人の自由にまかせること。
いき‐すじ【粋筋】
1 粋な方面。花柳界。「—に通じた人」 2 男女の情事。色恋沙汰。「夫人から、昨日の—を聞かせられた」〈花袋・妻〉