き‐こう【機巧】
1 巧みな装置。細かい仕組み。からくり。「原子素量の存在、その結合による物質の構成—」〈寅彦・ルクレチウスと科学〉 2 いろいろと才知をめぐらすこと。「—を弄(ろう)する」
きしん‐しゃ【起震車】
地震の揺れを再現できる装置をもつ車両。多く、室内を再現した大型の箱と振動装置を備えており、揺れを体感することで防災に役立てるもの。
きすい‐ぶんりき【汽水分離器】
蒸気機関などの水蒸気中の水滴を取り除くための装置。
キック‐スターター【kick starter】
オートバイなどで、ペダルを強く踏んでエンジンを始動させる装置。
キップ‐の‐そうち【キップの装置】
オランダの化学者キップ(Kipp)が発明した、固体物質と液体物質を反応させて連続的に気体を発生させるガラス製の装置。実験室で二酸化炭素・硫化水素などを発生させるのに使用。
き‐てき【汽笛】
蒸気の噴出によって音を出す仕掛けの笛。機関車・船・工場などの蒸気機関に装置し、信号・合図などに用いる。「—を鳴らす」
きでん‐き【起電機】
摩擦や静電誘導などによって、電気を発生させる装置。誘導起電機など。
キネオラマ
《(和)kineorama キネマとパノラマの合成語》パノラマに色彩光線を当てて景色を変化させて見せる装置。明治末期から大正にかけての興行物。
キネ‐レコ
《kinescope recorderの略》テレビやビデオの映像信号から、フィルム映像に変換する装置。また、その工程。キネコ。逆テレシネ。→テレシネ
き‐ばく【起爆】
[名](スル)火薬に爆発反応を起こさせること。「—装置」