じょうりゅう‐き【蒸留器】
液体を蒸留して、純粋なものを得る装置。
じょじん‐き【除燼器】
工場や蒸気機関などの煙突の先に目の細かい鉄の網を取り付け、すすなどが飛び散るのを防ぐ装置。
じょでん‐き【除電器】
帯電した物質から静電気を除去する装置。空気分子を紫外線やコロナ放電によってイオン化して吹き付けるタイプが知られる。除電装置。イオナイザー。
じりょく‐けい【磁力計】
磁界の強さを測定する装置。小さい磁石を細い線でつり、それにつけた鏡で磁針の回転角を測る。
じんこう‐きしょうき【人工気象器】
温度・湿度・照度、および明暗周期などを制御できる容器型・箱型の装置。植物の育成や組織の培養に用いられる。植物インキュベーター。グロースチャンバー。
じんこう‐こうせつき【人工降雪機】
雪不足のスキー場で人為的に雪をつくって散布する装置。氷点下のもと、大型の送風機の先端から水滴を噴霧し、微小な氷の粒をつくりだす。厳密には大気中で結晶が成長してできる自然界の雪とは異なる。→人工雪
じんこう‐しんぞう【人工心臓】
心臓の機能を代行する装置。患者の心臓を摘出してから挿入する完全人工心臓と、残したまま装着する補助人工心臓とがある。
じんこう‐しんぱい【人工心肺】
心臓手術の際などに、一時的に心臓と肺の機能を代行する装置。静脈血をポンプで体外に導き、これに酸素を与えて二酸化炭素を除いたのち、再び動脈に送り込む。人工肺。
じんこう‐じんぞう【人工腎臓】
腎臓に代わって血液を浄化するための装置。動脈血を体外に導き、血液中の不要物を取り除いて体内に戻す。透析によって行うので血液透析装置ともいう。人工腎。
じんこう‐ぞうき【人工臓器】
人工材料を用いた、生体の臓器の機能を代行させる装置。人工心肺・人工腎臓など。