し‐みゃく【翅脈】
昆虫の翅(はね)にみられる脈。気管や神経を通すための中空のすじで、キチン膜が厚く、補強にも役立つ。分布のしかたが種・属によって違うので分類上重要。
しり‐あて【尻当て】
衣服などの尻に当たる部分に、補強のためにつける布。居敷当て。
じばん‐ほしょうせいど【地盤保証制度】
地盤調査・地盤補強工事の瑕疵(かし)によって住宅が沈下して傾いたり部分的に陥没するなどした場合、住宅事業者に対して、再発防止・補修・賠償などに必要な費用の一部が保険金として支払われる制度。住宅保...
じゅうつう‐ざい【縦通材】
船舶・航空機などで、船体や機体の前後の方向に通して使ってある重要な補強材。船舶の場合には竜骨ともいう。
じゅうてん‐ざい【充塡剤】
ある物質に、老化防止・補強などの目的で加えられる化学物質。ゴムからタイヤを製造する際に強度を得るために加えられるカーボンなど。フィラー。
スカート【skirt】
1 腰から下を覆う、主に婦人用の筒状の衣服。「—をはく」「ミニ—」 2 保護または装飾用に、物の下部につける覆い。家具の裾(すそ)部の補強材や、電車の前部につける金属板など。
すじ‐がね【筋金】
1 補強のために貼りつける細長い金属。 2 歌舞伎で、荒事の武者が使用する、筋金1を打った籠手(こて)・脛当(すねあて)を表したもの。古くは金銀糸の縫いとりをした筒袖の襦袢(ジュバン)を厚綿物の...
ステント‐グラフト【stent graft】
動脈瘤(りゅう)などの治療に使われる、ステントという金属製の網状の筒に人工布を縫いつけた人工血管。これを小さく縮めた状態でカテーテルに収納し、患部まで挿入して動脈内で広げ、血管を補強する。
ステー【stay】
1 支柱。 2 機械や構造物の、一部の強度を補強する部材。 3 船舶のマストを支える綱。
すみ‐いし【隅石】
石造り・煉瓦(れんが)造りの壁の出隅部分に積まれる石。本来は補強のために行われるが、装飾的なものが多い。