ふだらく‐とかい【補陀落渡海】
仏教で、補陀落を目指して小舟で海を渡ろうとすること。捨身の行の一。那智勝浦や足摺岬などが出発地として知られる。→補陀落
ぶ‐にん【補任】
《「ふにん」とも》 1 官職に任命すること。また、位階を与えること。「武蔵の守に—して執事職を司る」〈太平記・四〇〉 2 「補任状」の略。
ぶにん‐じょう【補任状】
中世、将軍・諸大名・荘園領主などが守護・地頭・荘官・名主などの諸職を任ずるときに下した文書。
ほ【補】
[音]ホ(漢) フ(呉) [訓]おぎなう [学習漢字]6年 1 欠けた所をつぎ足してうめる。足りない所をおぎなう。「補遺・補完・補給・補強・補欠・補修・補充・補助・補償・補正・補足・補塡(ほてん...
ほ‐い【補遺】
もれたりした事柄をあとからおぎない加えること。また、そのもの。「全集の—編」
ほ‐えき【補益】
[名](スル)不足をおぎない益を与えること。「血気ノ不足ヲ—スル」〈和英語林集成〉
ほ‐かく【補角】
二つの角の和が二直角になるときの、一方の角の他に対する称。このとき、これらの二つの角を互いに補角をなすという。
ほ‐かん【補完】
[名](スル)不十分な部分を補って、完全なものにすること。「不備を—する」
ほ‐かん【補巻】
全集などで、内容を補足したり、欠落していた作品などを新たに加えたりする目的で出される巻。
ほかん‐いがく【補完医学】
⇒補完医療