あんあん‐り【暗暗裏/暗暗裡】
(「暗暗裏に」「暗暗裏の」の形で)人の知らないうち。ひそかな状態。内々(ないない)。「—に事を運ぶ」「—の約束」
うち【内】
[名] 1 (「中」とも書く)ある一定の区域・範囲の中。 ㋐仕切られた内側。内部。「家の—」⇔外(そと)。 ㋑中心または手前に寄ったほう。「—に切れ込むシュート」 ㋒ある範囲に含まれるもの。「...
えい‐り【影裏】
日光の当たらない所。陰裏(かげうら)。 [補説]書名別項。→影裏
えいり【影裏】
沼田真佑の小説。会社員の男性と元同僚との交流を、東日本大震災を背景に描く。平成29年(2017)、第122回文学界新人賞を受賞し発表。同年、第157回芥川賞受賞。
かい‐り【懐裡】
1 ふところのうち。 2 胸のうち。心の中。
かく‐り【客裡/客裏】
1 まだ一寺の住職にならず、寺から寺へと修行して回る僧。行脚(あんぎゃ)僧。 2 旅行中であること。〈日葡〉
かげ‐うら【陰裏/蔭裏】
日光の当たらない所。影裏(えいり)。
きょう‐り【胸裏/胸裡】
胸のうち。心の中。胸中。「—に思いを秘める」
きょう‐り【鏡裏/鏡裡】
像の映る鏡の中。
きん‐り【禁裏/禁裡】
《みだりにその中に入ることを禁じる意から》 1 天皇の住居。皇居。禁中。御所。 2 天皇。禁裏様。