じ‐いしょう【地衣装】
役者がふだん着ている衣服。「—も残らず取って帰れば」〈浮・男色大鑑・七〉
すい‐しょう【垂裳】
《「易経」繋辞下から》何事もしないこと。君主が人民のなすがままにまかせて、平和に治まっていることのたとえ。垂拱(すいきょう)。
すり‐も【摺裳】
白絹に染め草の汁をすりつけ、模様を染め出した裳。平安時代、女子の晴れ着とした。
たま‐も【玉裳】
裳の美称。「あみの浦に舟乗りすらむ娘子(をとめ)らが—の裾(すそ)に潮満つらむか」〈万・四〇〉
チマ【裳】
《(朝鮮語)》朝鮮民族の女性用民族服で、胸からくるぶしまでの長さの巻きスカート。チョゴリ(短い上着)とともに用いる。→朝鮮服
のう‐いしょう【能衣装】
⇒能装束(のうしょうぞく)
はばき‐も【脛巾裳】
「脛巾(はばき)」に同じ。
ぶたい‐いしょう【舞台衣装】
演技者が舞台で用いる衣装。
まい‐いしょう【舞衣装/舞衣裳】
舞をまうときに着る衣装。まいぎぬ。
みんぞく‐いしょう【民族衣装】
その民族の独特の衣服。日本の着物、ベトナムのアオザイ、インドのサリーなど。