あさ‐も【麻裳】
麻布で作った裳。
い‐しょう【衣装/衣裳】
1 《上半身につける「衣(きぬ)」と下半身につける「裳(も)」の意から》着物。衣服。「馬子にも—」 2 儀式や祭りの場での、多く定式化された衣服。また、芸能で出演者のつける衣服。舞楽・能では、特...
うわ‐も【上裳/褶/表裳】
律令制の礼服(らいふく)で、下半身にまとう裳の一。男子は袴(はかま)の上に、女子は下裳に重ねてつけた。ひらみ。しびら。うわみ。
かくし‐いしょう【隠し衣装】
1 表は質素に、裏はぜいたくに仕立てた衣装。江戸時代、天和3年(1683)の衣装法度が出てからの風(ふう)で、隠し紋・隠し裏などがある。 2 遊里に行くときなどに、よそに預けておいて途中で着替え...
かし‐いしょう【貸(し)衣装】
使用料を取って貸す洋服や和服。婚礼などの儀式用の他、パーティー・舞台用などがある。
げい‐しょう【霓裳】
《「霓」は虹のこと》 1 虹のように美しい裳(も)。 2 「霓裳羽衣(うい)2」の略。
こし‐も【腰裳】
上代の女性の衣服の一。腰の辺りを覆う短い裳。「—服(き)たる少女(をとめ)」〈記・中〉
した‐も【下裳】
1 奈良・平安時代、女性が襲(かさね)の裳をつけるときに下にはく裳。 2 湯巻き。〈色葉字類抄〉
しだし‐いしょう【仕出し衣装】
新しい趣向の衣装。流行の衣装。「—の物好み」〈浮・五人女・三〉
しょう【裳】
[人名用漢字] [音]ショウ(シャウ)(漢) [訓]も もすそ 〈ショウ〉下半身に着るスカート状の衣類。「衣裳・霓裳(げいしょう)」 〈も〉「裳裾(もすそ)/玉裳(たまも)」