べに‐しだ【紅羊歯】
オシダ科の常緑の多年生のシダ。林下にみられ、根茎から束生する。葉柄は長く、黒褐色の鱗片(りんぺん)が密生。葉は長さ30センチ〜1メートルで、羽状に裂けており、裏面につく胞子嚢(ほうしのう)は若い...
べに‐すずめ【紅雀】
スズメ目カエデチョウ科の鳥。全長約10センチ。雄は全体に赤紅色で白点が散在し、雌は黄褐色。雌雄ともくちばしが赤い。南アジアの草原に分布。飼い鳥とされる。
べに‐の‐き【紅の木】
ベニノキ科の半落葉性の小高木。樹皮は赤褐色。葉は大形の心臓形で、強光を避けて回転する性質がある。秋に紅色か白色の5弁花をつけ、実は三角状で刺が密生し、中に種子が数十個入っている。赤い仮種皮からと...
べに‐ばと【紅鳩】
ハト科の鳥。全長23センチくらい。雄はぶどう色で頭と尾が灰色。雌は淡褐色。アジア南東部から南西部にかけて分布。
べに‐ひかげ【紅日陰蝶】
ジャノメチョウ科の昆虫。翅(はね)の開張約4.5センチ。翅は黒褐色で、前翅に数字の8のような橙紅色の紋がある。本州中部以北の高山や北海道の草原でみられ、幼虫の食草はスゲ類。
べに‐ひわ【紅鶸】
アトリ科の鳥。全長13センチくらい。背面は褐色の縦斑があり、額が赤く、雄は胸も赤い。北半球北部で繁殖。日本では冬鳥。
べに‐ましこ【紅猿子】
アトリ科の鳥。全長約15センチ。雄は全体に紅色を帯びた褐色。雌は淡褐色。北海道・東北で繁殖、冬は南へ移動。
ベンガラ‐じま【ベンガラ縞】
縦糸が絹、横糸が木綿の褐色や紫色を帯びた縞織物。ベンガル地方で織られ、江戸時代にオランダ人がもたらした。
ベンガル‐タイガー【Bengal tiger】
ネコ科の哺乳類。トラの亜種で、インド半島に分布する。毛はやや短く、地色が鮮やかな赤褐色、黒色の幅広い縞(しま)模様がある。絶滅危惧種に指定。ベンガル虎。
ベンガル‐やまねこ【ベンガル山猫】
ネコ科の哺乳類。体色は赤褐色に虎斑のような紋がある。朝鮮半島から中国・東南アジア・インドに分布。