アース‐カラー【earth color】
地球の自然がもつ色合い。大地のような褐色や、空・海の青色、草木の緑色など。
い【藺】
イグサ科の多年草。湿地に自生し、また、水田で栽培する。高さ約1メートル。茎は円柱形。葉はうろこ状。夏、緑褐色の花をつけ、苞(ほう)を長く伸ばす。茎は畳表・花むしろの材料。白い髄は、昔、灯心に用い...
いいずな
イタチ科の哺乳類。食肉類では最小で、体長15〜20センチ、尾長2、3センチ。冬季は全身白色、夏季は背面が褐色となる。アジア北部・ヨーロッパ・北アメリカに分布。日本では北海道と東北地方北部に生息し...
いい‐だこ【飯蛸】
マダコ科のタコ。内海の砂泥底にすみ、全長約30センチ。体表は淡黄褐色で、両眼の間に金色の眼状紋がある。産卵期は冬から春先で、成熟卵は米粒状。食用。《季 春》「—のあはれやあれで果てるげな/来山」
いえ‐か【家蚊】
イエカ属のカの総称。体は太く短く褐色で、ふつう翅(はね)に斑紋がない。卵は舟形の塊で、幼虫(ぼうふら)は尾に長い呼吸管をもつ。人家内で吸血するものはアカイエカなどで、日本脳炎を媒介する。また一般...
いえ‐ばえ【家蠅】
イエバエ科のハエの総称。体は灰黒色や黒褐色で、人家に最も普通にみられる。幼虫(うじ)は堆肥(たいひ)や牛馬の糞(ふん)、生ごみなどに発生。
い‐が【衣蛾】
ヒロズコガ科のガ。翅(はね)の開張1〜1.5センチ。全体に灰褐色で、前翅には3個の小紋がある。幼虫は毛製品・絹織物などを食害する。
い‐がい【貽貝】
イガイ科の二枚貝。浅海の岩などに足糸(そくし)で付着して群生。貝殻は長卵形で殻長12センチくらい。外面は黒褐色、内面は真珠色。肉は春に美味。地方名が多く、せとがい・からすがい・しゅうりがい・にた...
いけ‐ちょうがい【池蝶貝】
イシガイ科の二枚貝。琵琶湖の特産。貝殻は菱形。殻長約20センチ。殻表は黒褐色で内面は真珠色。産卵期は5〜7月ごろ。淡水真珠養殖の母貝とし、殻は貝細工の材料。
いさき【伊佐木/鶏魚】
《「いさぎ」とも》スズキ目イサキ科の海水魚。全長約40センチ。体はやや細長い楕円形で側扁する。体色は緑褐色を帯び、幼期には体側に3本の黄褐色の縦縞がある。本州中部以南の沿岸に産し、夏季に美味。《...