きん【襟】
1 衣服のえり。 2 胸のうち。心のうち。胸襟(きょうきん)。
きん【襟】
[常用漢字] [音]キン(漢) [訓]えり 〈キン〉 1 えり。「開襟」 2 胸のうち。心。「襟懐・襟度(きんど)/胸襟・宸襟(しんきん)」 3 要害の地。「襟帯」
〈えり〉「襟足・襟首/裏...
こ‐えり【小襟】
被布(ひふ)や道行などにつける幅の狭い襟。
しろ‐えり【白襟】
衣服の襟の白いもの。
しん‐きん【宸襟】
天子の心。「—を安んじる」
せい‐きん【青衿/青襟】
《「詩経」鄭風・子衿の「青青たる子が衿」の句の注「青衿は青い領なり、学子の服するところ」から》学生のこと。
せま‐えり【狭襟】
和服の長着で、背中央から襟先まで約5.5センチの幅に仕立てた襟。男物・子供物、女物の普段着などに用いる。
そぎ‐えり【削ぎ襟】
「半襟」に同じ。「早川織に—をかけて」〈浮・一代女・五〉
たち‐えり【立(ち)襟】
折り曲げないで立てて仕立ててある襟。スタンドカラー。つめえり。
たて‐えり【竪襟】
被布(ひふ)やコートの前身頃(まえみごろ)に、打ち合わせ分として縦に長くつく布。