かっ‐と
[副](スル)《古くは「くわっと」と表記》 1 激しく燃え上がったり、強く照らしたりするさま。また、急に明るくなるさま。「太陽が—照りつける」 2 怒り・恥ずかしさなどのあまり頭に血がのぼるさま...
ぱちっ‐と
[副] 1 物を勢いよく打ち合わせる音や、そのさまを表す語。ぱちんと。「財布の口金を—閉める」 2 物が勢いよくはねたりはじけたりするさま。ぱちんと。「ゴマが—はぜる」 3 目を大きく見開くさま...
ぱっちり
[副](スル) 1 物を閉じたり割ったりする音や、そのさまを表す語。「扇子(おうぎ)—」〈紅葉・二人女房〉 2 目を大きく見開くさま。また、目もとのはっきりしているさま。「目の—(と)した女の子」
ぽっちり
[副] 1 数量や程度が非常にわずかであるさま。ほんの少し。「ほんの—しか食べない」「肌に—(と)赤い斑点ができる」 2 目を見開くさま。ぱっちり。「眠りし眼を—と開き」〈人・梅美婦禰・初〉
眦(まなじり)を決(けっ)・する
目を大きく見開く。怒ったり、決意したりするさま。眦を裂く。「—・して立ち向かう」 [補説]「目尻(めじり)を決する」とするのは誤り。
目玉(めだま)が飛(と)び◦出(で)る
びっくりして目を非常に大きく見開く。目が飛び出る。目の玉が飛び出る。「—◦出るほど高い」
目(め)を皿(さら)に◦する
驚いたり、物を探したりするときに、目を大きく見開く。目を皿のようにする。「あまりのショックに—◦する」
目(め)を開(ひら)・く
1 閉じた目をあける。目を見開く。 2 知識を得たり、真理を悟ったりして新しい境地を知る。「外国語を学んで新しい世界に—・く」
目(め)を見張(みは)・る
怒ったり、驚いたり、感心したりして目を大きく見開く。「式典の豪華さに—・る」