み‐いだ・す【見出だす】
[動サ五(四)] 1 見つけ出す。発見する。「妥協点を—・す」「人材を—・す」 2 内側から外の方を見る。「雪の降るを—・して」〈落窪・二〉 3 目を見はる。「鍼立(はりたて)目を—・し、何事に...
み‐い・る【見入る/魅入る】
[動ラ五(四)] 1 (見入る)気をつけて見る。じっと見つめる。また、見とれる。「合格者発表の掲示に—・る」 2 外から中を見る。のぞき込む。「家ノ奥ヲ—・ル」〈和英語林集成〉 3 (「魅入る...
み‐いれ【見入れ】
《動詞「みいる」の連用形から》 1 中をのぞき見ること。「—の程なく物はかなきすまひを」〈源・夕顔〉 2 とりつくこと。執念をかけること。「面向不背の髪の結ひぶり竜宮よりの—もあるべし」〈浮・男...
み‐う・ける【見受ける】
[動カ下一][文]みう・く[カ下二] 1 見かける。目にとまる。「会場では知った顔もちらほら—・けられた」 2 見てとる。見て判断する。「相変わらず元気そうに—・けられた」
み‐うしな・う【見失う】
[動ワ五(ハ四)]今まで見ていたものの所在がわからなくなる。「人込みの中で友達を—・う」「目標を—・う」
みうしなわれた‐しつりょう【見失われた質量】
⇒ミッシングマス
みえ【見え/見栄/見得】
《動詞「みえる」の連用形から。「見栄」「見得」は当て字》 1 見た目。外観。みば。「—を飾る」 2 (見栄)見た目の姿を意識して、実際以上によく見せようとする態度。「—で英字新聞を読む」 3 (...
みえ‐あ・う【見え逢ふ】
[動ハ四]出会って見る。出会う。「うれしく—・ひたり」〈発心集〉
みえ‐かえ・る【見え返る】
[動ラ四]繰り返し見える。いく度も見える。「ぬばたまの夜を長みかも我が背子が夢(いめ)に夢にし—・るらむ」〈万・二八九〇〉
みえ‐かわ・す【見え交はす】
[動サ四]互いに相手に見られる。見交わす。対面する。「対の上は、まほならねど—・し給ひて」〈源・若菜上〉