けん‐ぶつ【見仏】
仏語。仏の姿や光、あるいは浄土のさまを目のあたりに見ること。
けん‐ぶつ【見物】
[名](スル) 1 催し物や名所旧跡などを見て楽しむこと。「芝居を—する」「高みの—」 2 見物人。「—が多い」 3 見る価値のあるおもしろいもの。みもの。
けんぶつ‐ざえもん【見物左衛門】
見物人を人名らしくいった語。田舎から出てきた見物客や吉原のひやかし客などにいう。「—をあてに土手の茶屋」〈柳多留・二一〉
けんぶつ‐しゅう【見物衆】
見物する人々。
けんぶつ‐にん【見物人】
見物する人。「—がぞくぞくと集まってくる」
けんぶつ‐もんぼう【見仏聞法】
仏語。目のあたりに仏の姿を見、耳に仏の教えを聞くこと。
けん‐ぶん【検分/見分】
[名](スル) 1 実際に立ち会って検査すること。調べ見届けること。「立地条件を—する」 2 見かけ。みてくれ。外見。「—よりないは金銀なり」〈浮・二十不孝・二〉
けん‐ぶん【見聞】
[名](スル)実際に見たり聞いたりすること。また、それによって得た経験・知識。けんもん。「—を広める」「実地に—する」
けんぶん‐ろく【見聞録】
見聞した事柄の記録。見聞記。「東方—」
けん‐ぷう【見風】
能楽で、観客の目にうつる演技者の風姿・風情。演技の出来栄え。