なからい【中らい/仲らい】
1 人と人の間柄。人間関係。「夫婦の—」 2 一族。親類。「上達部の筋にて、—も物きたなき人ならず」〈源・東屋〉
ひと‐ぬし【人主】
1 江戸時代、請人(うけにん)と並んで奉公人の身元を保証した人。ふつう、奉公人の父兄・親類がなった。 2 主君。殿様。「—のなし給ふ事は、故事となるとも申し伝へ侍り」〈折たく柴の記・中〉
ふうらい‐もの【風来者】
「風来坊(ふうらいぼう)」に同じ。「よしなや身を—になし、諸親類に見限らるる」〈浮・新永代蔵〉
ふんどし‐いわい【褌祝(い)】
男子が、13歳前後に行う成年式。親類などから贈られた褌を締める祝い。へこ祝い。
ぶく‐しゃ【服者】
両親・兄弟・親類などが死んで、その喪に服している人。
ブライダル‐シャワー【bridal shower】
結婚する女性を囲んで、同性の友人や姉妹・親類などが行う前祝い。米国などの習慣。
ま‐がり【間借り】
[名](スル)代金を払って他人の家の一室を借りること。「親類の家に—する」⇔間貸し。
み‐うち【身内】
1 ごく親しい血縁関係にある人。家族。親類。「—だけで祝う」 2 同じ親分に属する子分。また、同じ組織に属する者。「暴力団の—どうしの抗争」「—の不祥事を隠蔽(いんぺい)する」 3 からだの内部...
みそか‐ぜち【晦日節】
中部地方などで、正月のみそかに新しく餅(もち)をついて神に供え、松の内に年始回りに行けなかった親類を訪問すること。晦日礼。
み‐より【身寄り】
身を寄せるところ。親類・縁者。「—のない老人」