ち‐けじ【知家事】
《「ちけいじ」とも》 1 親王家・摂関家および公卿の家などの政所(まんどころ)の職員の一。別当の下にあって、家務の処理に当たった。ちかじ。 2 鎌倉幕府の政所の職員の一。案主(あんじゅ)とともに...
ち‐ご【稚児/児】
《「乳子(ちご)」の意》 1 ちのみご。赤ん坊。「—を背に負った親子三人連(づれ)の」〈花袋・田舎教師〉 2 幼い子。幼児。「其の時某(それがし)は尚(なお)八歳の—にして」〈竜渓・経国美談〉 ...
ち‐さと【千里】
1 数多くの村里。「月清みよもの大空雲消えて—の秋をうづむ白雪」〈拾遺愚草・上〉 2 たいへん遠い道のり。せんり。「—を行くも親心、子を忘れぬと聞くものを」〈謡・隅田川〉
ち‐し【知歯/智歯】
第三大臼歯のこと。親知らず歯。知恵歯。
ちしま‐かいりゅう【千島海流】
⇒親潮(おやしお)
ちしま‐れっとう【千島列島】
北海道東端からカムチャツカ半島南端に連なる列島。国後(くなしり)・択捉(えとろふ)・得撫(うるっぷ)・幌筵(ぱらむしる)・占守(しゅむしゅ)などの島からなる。活火山が多い。付近の海域は魚類資源が...
知者(ちしゃ)は水(みず)を楽(たの)しむ
《「論語」雍也(ようや)から》知者は事物の理に通じ、迷って滞ることがないので、よどみなく流れる川を好み、親しむ。→仁者は山を楽しむ
ち‐しろ【乳代】
⇒乳親(ちおや)2
ちたい‐いでん【遅滞遺伝】
遺伝子が卵細胞の細胞質で発現し、形質が子に伝わること。母性遺伝の一。オナジマイマイやモノアラガイの巻き方、カイコの卵の色などが遅滞遺伝として知られる。雑種第一代(F1)の形質は母親の遺伝型によっ...
ち‐だいじょうかんじ【知太政官事】
奈良時代の令外(りょうげ)の官。太政大臣がいない場合に置かれた官で、太政大臣・左右大臣に準じる地位とされ、刑部(おさかべ)親王ら四親王が任じられた。