うしろ‐めた・い【後ろめたい】
[形][文]うしろめた・し[ク]《「後ろ目痛し」からという》 1 自分に悪い点があって、気がとがめる。やましい。「親友を裏切ったようで—・い」 2 自分の目が届かず、不安である。心もとない。気が...
うだ‐げんじ【宇多源氏】
宇多天皇の皇子、敦実(あつみ)親王を祖とする源氏の一統。
うち‐いわい【内祝(い)】
1 近親者だけでする祝い。 2 自分の家の祝い事の記念に、親しい人に贈り物をすること。また、その品。 [補説]祝い事のあった人が贈るものなので、他人の祝い事に「内祝いをお贈りします」と言うのは誤り。
うち‐かか・る【打(ち)掛(か)る/打(ち)懸(か)る】
[動ラ五(四)] 1 武器などで相手に攻めかかる。勢いよく攻撃する。「竹刀を振り上げて—・る」 2 もたれかかる。また、かかりきりになる。「親方の商売ばかりに—・りて」〈浮・織留・六〉 [可能]...
うち‐かた【内方】
1 うち。家の中。「女房と母親のみは去るべきところなければ—に残り居れば」〈露伴・辻浄瑠璃〉 2 商家で、店に対して家族の生活している所。「でっちは、又—へ聞こゆる程手本読みて手習ひするは」〈浮...
うち‐ぐ・す【打ち具す】
[動サ変] 1 ちゃんとそろっている。きちんと備わる。「親—・し、さしあたりて世の覚えはなやかなる御方々」〈源・桐壺〉 2 連れ立つ。たずさえる。「—・しては、つきなからむさまを思ひかへし給ふ」...
うちとけ‐ぶみ【打ち解け文】
親しい仲でうちとけて書いた手紙。「その女どちの中に書き通はしたらむ—をば御覧ぜむ」〈源・浮舟〉
うちとけ‐まさり【打ち解け優り】
親しくうちとけるようになって、以前よりもよく見えること。「いかにぞ、—のいささかもあらば、うれしからむ」〈源・末摘花〉
うち‐と・ける【打(ち)解ける】
[動カ下一][文]うちと・く[カ下二] 1 警戒心がなくなり、隔てなく親しむ。気を許す。「初対面の相手と—・ける」 2 気楽にくつろぐ。「家庭的な—・けた集まり」 3 油断する。「誰とか知らむと...
うち‐どく【家読】
家庭内での読書活動。親子で同じ本を読む、それぞれが読んだ本についての感想を話し合うなどの行動を介して、読書の習慣をつけるとともに、家族間でのコミュニケーションを図ろうとするもの。