うち‐の‐みこ【内の御子】
「内親王(ないしんのう)1」に同じ。
うちわ‐もめ【内輪揉め】
[名](スル)一家親族の間のけんか。また、仲間どうしの争い。うちわげんか。
う・つ【棄つ】
[動タ下二]捨てる。多く他の動詞に付けて用いられる。「此の子は葦船に入れて流し—・てき」〈記・上〉 「俄(には)かに親この女を追ひ—・つ」〈伊勢・四〇〉
うつくし・い【美しい/愛しい】
[形][文]うつく・し[シク] 1 色・形・音などの調和がとれていて快く感じられるさま。人の心や態度の好ましく理想的であるさまにもいう。 ㋐きれいだ。あでやかだ。うるわしい。「若く—・い女性」「...
うと・い【疎い】
[形][文]うと・し[ク] 1 親しい間柄でない。疎遠だ。「二人の仲は—・くなった」「去る者は日々に—・し」 2 (「…にうとい」の形で)そのことについての知識や理解が不十分である。「その方面の...
うとうと‐し・い【疎疎しい】
[形][文]うとうと・し[シク]親しみや関心をもっていない。よそよそしい。「何時しか隣家の娘とは—・くなッた」〈二葉亭・浮雲〉 [派生]うとうとしさ[名]
うとう‐やすかた【善知鳥安方】
奥州外ヶ浜にいたという海鳥。鴨ほどの大きさで、親鳥が「うとう」と鳴くと子の鳥は「やすかた」と答えたという。「そもそも—の、とりどりに品変はりたる殺生の中に」〈謡・善知鳥〉
うとん・ずる【疎んずる】
[動サ変][文]うとん・ず[サ変]《「うとみす」の音変化》嫌って、よそよそしくする。遠ざけて親しまない。うとむ。うとんじる。「部外者を—・ずる」「提案を—・ずる」
うな‐がけ・る
[動ラ四]互いに相手の首に手をかけ親しみ合う意という。「—・りて今に至るまで鎮まり坐(ま)す」〈記・上〉 [補説]連用形の例しかなくて活用は不明。一説に上二段活用とも。
うば【乳母】
母親に代わって乳児に乳を飲ませたりして、養育する女。おんば。めのと。