かお‐だし【顔出し】
[名](スル) 1 訪問すること。また、あいさつに行くこと。「親類の家に—する」 2 会合に出席すること。「ちょっと—してくる」 3 表面に現れること。「お人好しな性格が—する」 4 テレビ番組...
顔(かお)に泥(どろ)を塗(ぬ)・る
面目を失わせる。恥をかかせる。「親の—・る」 [補説]「顔に土を塗る」「顔に泥を付ける」とするのは誤り。
かお‐みしり【顔見知り】
あまり親しくはないが、互いに顔は知っているという程度の関係。また、そういう間柄の人。
かお‐よごし【顔汚し】
名誉を傷つけること。また、そのような行為をする人。つらよごし。「此後如何様(いかよう)なる不埒を働いて親類一同の—を為(し)ようも」〈木下尚江・良人の自白〉
顔(かお)を潰(つぶ)・す
面目を失わせる。名誉を傷つける。「親の—・す」
かか【嚊/嬶/母】
1 (嚊・嬶)庶民階層で、妻をいう語。かかあ。「無うなれば—が貰いに行く」〈露伴・椀久物語〉 2 (母)母親を親しんで呼ぶ語。母親が、子供に向かって自分のことを言う場合にも用いる。おかあさん。お...
かかあ【嚊/嬶】
《「かか」の音変化》自分の妻または他人の妻を親しんでいう語。またぞんざいに呼ぶ語。 [補説]「嬶」は国字。
かかあ‐だいみょうじん【嚊大明神】
夫が自分の妻を、親しみを込めたからかいの気持ちを含んでいう語。
かかえ‐ぬし【抱え主】
使用人を雇っている人。特に芸者・娼妓(しょうぎ)・茶屋女などの雇い主。抱え親。
かか‐さま【母様】
子供が自分の母を親しみ敬って呼ぶ語。おかあさま。⇔父様(ととさま)。「父様(とっさま)と一つにゐてくだされ。拝みまする。—」〈浄・丹波与作〉