せいとく‐せつ【生得説】
哲学で、生得観念の存在を認める学説。
せかい‐こうみん【世界公民】
世界国家の成員。ストア学派やキリスト教的社会観から生まれた観念。コスモポリタン。
せっきん‐れんごう【接近連合】
心理学で、空間的・時間的に接近して経験された表象・観念などの心的要素が互いに結びついていること。
せんけんてき‐かんねんろん【先験的観念論】
カント哲学で、その認識論の立場。認識をすべて主観の所産とする経験的観念論に対して、空間に認識される事物の実在性を疑いはしないが、それは物自体ではなくて現象であり、人間の認識主観の先天的な直観形式...
せんてん‐せつ【先天説】
《(ドイツ)Apriorismus》 1 人の性質・知識・技能などが先天的なものであると考える説。天賦説。⇔後天説。 2 哲学で、認識論上、 ㋐生まれながらに備わる要素(生得観念など)を認める立...
せんにゅう‐かん【先入観】
前もっていだいている固定的な観念。それによって自由な思考が妨げられる場合にいう。先入見。先入主。「—にとらわれる」
ぜったいてき‐かんねんろん【絶対的観念論】
《(ドイツ)absoluter Idealismus》カントの批判哲学を主観的観念論と評したヘーゲルが、自己の哲学的立場に与えた名称。絶対的理念の弁証法的発展の過程のうちにとりこまれる。
ぞう‐けい【造形/造型】
[名](スル)形のあるものをつくりだすこと。ある観念などから、ある形をつくりだすこと。また、そのもの。「歓喜のイメージを—する」「自然の—美」
たい‐げん【体現】
[名](スル)思想・観念などを具体的な形であらわすこと。身をもって実現すること。「画家の美意識を—した作品」
たいじん‐きょうふしょう【対人恐怖症】
恐怖症の一。人と会うのがこわいという強迫観念のある神経症。