まかしかん【摩訶止観】
中国、隋代の仏教書。10巻。智顗(ちぎ)の教説を弟子の灌頂(かんじょう)が筆録。594年成立。天台三大部の一。天台宗の修行法である観心を体系的に説いたもの。天台摩訶止観。天台止観。止観。
むじょう‐かん【無常観】
一切は無常であるとする、ものの見方。
やく‐み‐だい‐かん【薬弥大観】
薬師如来・阿弥陀如来・大日如来・観世音菩薩の併称。
ゆいぶつ‐しかん【唯物史観】
⇒史的唯物論
ゆう‐かん【遊観】
[名](スル)歩き回って見物すること。遊覧。「館前の海湾を—す」〈柳北・航西日乗〉
らい‐かん【来観】
[名](スル)来て見物すること。行事や催し物などを見に来ること。「—者」
らくてん‐かん【楽天観】
現実をありうべき最良のものとして肯定的にとらえ、また理想は必ず実現できると考える人生観。また、そのような人生観に基づく哲学上の立場。楽天主義。オプチミズム。⇔厭世観。
らっ‐かん【楽観】
[名](スル) 1 物事の先行きをよいほうに考えて心配しないこと。心配するほどの事態でもないとして気楽に考えること。「病状は—を許さない」「状況を—する」「—視」⇔悲観。 2 すべての可能性を信...
り‐かん【理観】
仏語。万物の理法そのものを観察する修行法。
りんり‐かん【倫理観】
倫理についての考え方、捉え方。「教師には高い—が求められる」