あじ‐かん【阿字観】
仏語。密教で、阿字に自己を含めて一切の事象をおさめ、一切がそれ自体において本来、生滅がないという理を観ずる瞑想法。
い‐かん【偉観】
りっぱな眺め。すばらしい光景。壮観。「超高層ビル群の—」
い‐かん【異観】
珍しい眺め。かわったみもの。「山麓の村家火災(かじ)の点に至ては実に是れ—なり」〈竜渓・浮城物語〉
いちめん‐かん【一面観】
一つの方面からだけの見方。全体を見ない見方。
いっしん‐さんがん【一心三観】
天台宗の観想法。一切の存在には実体がないと観想する空観(くうがん)、それらは仮に現象していると観想する仮観(けがん)、この二つも一つであると観想する中観(ちゅうがん)を、同時に体得すること。円融三観。
いかん【偉観】
[共通する意味] ★優れた眺め。[英] a spectacle[使い方]〔景観〕▽紅葉のころの景観はみごとだ▽雄大な景観〔美観〕▽自然の美観を大切にする▽高速道路が街の美観をそこねている〔奇観〕...
いかん【異観】
[共通する意味] ★優れた眺め。[英] a spectacle[使い方]〔景観〕▽紅葉のころの景観はみごとだ▽雄大な景観〔美観〕▽自然の美観を大切にする▽高速道路が街の美観をそこねている〔奇観〕...
きかん【奇観】
[共通する意味] ★優れた眺め。[英] a spectacle[使い方]〔景観〕▽紅葉のころの景観はみごとだ▽雄大な景観〔美観〕▽自然の美観を大切にする▽高速道路が街の美観をそこねている〔奇観〕...
きゃっかん【客観】
[意味] 意志や認識などの精神作用が目標として向かう対象。また、個々人の意識とは別に存在し、だれでも認識できるもの。[英] objectivity⇔主観[使い方]〔客観〕▽客観に基づいて述べる▽...
けいかん【景観】
[共通する意味] ★優れた眺め。[英] a spectacle[使い方]〔景観〕▽紅葉のころの景観はみごとだ▽雄大な景観〔美観〕▽自然の美観を大切にする▽高速道路が街の美観をそこねている〔奇観〕...
きょうしゅぼうかん【拱手傍観】
手をこまねいて何もせず、ただそばで見ていること。特に重大な事態に直面して、当然なすべきことがあるのに、何もしないことを批判を込めて用いることが多い。▽「拱手」はもと中国の古式の敬礼の一つ。両手を胸の前に重ねる動作。転じて、手をこまねいて何もしないこと。「傍観」はただそばで見ていること。「拱」は「こう」とも読む。「傍」は「旁」とも書く。
しゅうしゅぼうかん【袖手傍観】
手をこまねいて、ただ何もせずにそばで見ていること。特に重大な事態などに当然なすべき事があるのに、何もしないでいることを批判を込めて用いることが多い。▽「袖手」は袖そでの中に手を入れる。転じて、手をこまねいて何もしない意。「傍観」はかたわらでただ見ていること。「傍」は「旁」とも書く。
たつじんたいかん【達人大観】
物事の道理に広く通じている人は、物事の全体を客観的に見渡すことができるということ。
れいがんぼうかん【冷眼傍観】
冷ややかな態度で、かたわらでただ見ていること。