おとなげ‐な・い【大人気無い】
[形][文]おとなげな・し[ク]大人らしい思慮分別に欠けている。幼稚でみっともない。「—・いことを言う」
おとな‐じ・みる【大人染みる】
[動マ上一]子供なのに言動が大人のようである。大人っぽくなる。「—・みたことを言う」
おとな‐なみ【大人並(み)】
[名・形動]子供ではあるが大人と同等であること。また、そのさま。「—な(の)食欲」「言うことは—だ」
おどけ【戯け】
おどけること。しゃれ。こっけい。冗談。「—を言う」
御土砂(おどしゃ)を掛(か)・ける
《御土砂を掛けると、硬直した死体も和らぐというところから》お世辞を言うなどして相手の心を和らげる。おべっかを使う。→御土砂
鬼(おに)が笑(わら)・う
実現性の薄いことや予想のつかないことを、からかっていう言葉。「来年のことを言うと—・う」
お‐はよう【御早う】
[感]《「おはやく」のウ音便から》朝、会ったときのあいさつの語。丁寧に言うときは「おはようございます」。
お‐ばか【御馬鹿】
言うことやすることがばかげているが、どことなく愛嬌(あいきょう)があること。おばかさん。
おひかえ‐なすって【御控えなすって】
[連語]やくざ、香具師(やし)が仁義を切るとき、最初に言う言葉。→仁義を切る
おひゃら‐か・す
[動サ五(四)]冷やかす。からかう。おひゃる。「折に触れては気に障ることを言うか、さなくばいやに—・す」〈二葉亭・浮雲〉