きまり‐き・る【決(ま)り切る】
[動ラ五(四)](多く「きまりきって」「きまりきった」の形で用いる) 1 当然のことになっている。言うまでもなくはっきりしている。「そんな—・ったことを聞くな」 2 いつも同じで型にはまっている...
きまり‐もんく【決(ま)り文句】
いつもきまって言う文句。また、型にはまった文句。
きめ‐ぜりふ【決め台詞】
演劇などで、最高潮に達したときや区切りの場面に決まって言う、気の利いたせりふ。
き‐やすめ【気休め】
一時的な慰めや、その場かぎりの安心。また、そのための言葉や行動。「—にすぎない処置」「—を言う」 [補説]「気安め」とも書く。
きょう‐げん【興言】
[名](スル)一時の興にまかせて言うこと。また、その言葉。座興の言。「後撰、古今ひろげて—し遊びて」〈大鏡・道兼〉
きょう‐しょく【矯飾】
[名](スル)うわべをとりつくろい飾ること。「—して言う」「誇りもなく、—もなく、不平もなく」〈有島・生れ出づる悩み〉
きょく‐げん【曲言】
[名](スル)はっきり言わないで、それとなく意味を含ませて言うこと。また、その言葉。「—してなかなか真意をつかませない」
きょく‐げん【極言】
[名](スル)極端な言い方をすること。遠慮せずに言うこと。また、その言葉。「—すれば学歴は何の意味ももたない」
きょ‐げん【虚言】
[名](スル)うそを言うこと。また、その言葉。きょごん。「—を弄する」「吾(われ)何為(なんす)れぞ—せんや」〈織田訳・花柳春話〉
きょ‐ゆう【許由】
中国古代の伝説上の人物。尭(ぎょう)帝が位を譲ろうと言うと、汚れたことを聞いたと、潁水(えいすい)で耳を洗い、箕山(きざん)に隠れたと伝えられる。→許由巣父(そうほ) →流れに耳を洗う