たい‐しつ【対質】
[名](スル)訴訟で、被告人・証人などの供述に食い違いがあるとき、両者を相対させて互いに言い分を述べさせる形で尋問すること。
たい‐しん【対審】
当事者を相対させて行う訴訟の審理。民事訴訟では口頭弁論、刑事訴訟では公判期日の手続きをさし、公開を原則とする。
たじゅう‐だいひょうそしょう【多重代表訴訟】
親会社の株主が、子会社の取締役に対して損害賠償請求や責任追及を行う訴訟。→代表訴訟
だいいっ‐しん【第一審】
訴訟事件を最初に審判する審級。一審。
だいひょう‐そしょう【代表訴訟】
会社が取締役などに対する責任を追及する訴えを提起しない場合に、株主が、みずから原告となって会社のために提起する訴訟。代位訴訟。株主代表訴訟。
だい‐り【大理】
《「たいり」とも》 1 根本にある道理。 2 中国古代の官名。追捕(ついぶ)・糾弾・裁判・訴訟などをつかさどった。 3 検非違使(けびいし)別当の唐名。 4 刑部省(ぎょうぶしょう)の唐名。
だんがい‐しゅぎ【弾劾主義】
犯罪がある場合、国家が進んで訴訟手続きをせず、原告の訴えをまって裁判所がこれを審判する方式。→糾問主義
ちざい‐そしょう【知財訴訟】
《「知的財産訴訟」の略》特許権・著作権などの知的財産権の保護や権利侵害に関する訴訟。平成17年(2005)知財訴訟専門の裁判所である知的財産高等裁判所が創設された。
ちざい‐ほう【治罪法】
刑事訴訟および裁判所の構成などについて定めた法律。フランス人ボアソナードが起草し、明治13年(1880)制定、同15年施行。同23年刑事訴訟法の施行により廃止。
ちてきざいさん‐こうとうさいばんしょ【知的財産高等裁判所】
知的財産についての訴訟を専門的に扱う裁判所。特許庁の下した審決に対する不服申し立ての第一審、特許権・実用新案権・著作権などの民事訴訟の控訴などを担当する。昭和25年(1950)設置の東京高等裁判...