げんだい‐し【現代詩】
20世紀初めごろから書かれた詩。日本では特に、第二次大戦以後に書かれた詩をいう。
こうきょう‐し【交響詩】
標題音楽の一種。特定の文学的または絵画的内容を描写する楽曲で、ふつう1楽章形式のものをいう。リストにより創始された。
こうご‐し【口語詩】
口語体の詩。山田美妙等の試作に始まり、明治末期の川路柳虹(かわじりゅうこう)らの口語自由詩を経て、大正期に確立。
こうご‐じゆうし【口語自由詩】
口語で作られる、詩形の自由な詩。明治40年(1907)川路柳虹(かわじりゅうこう)の「塵溜(はきだめ)」が最初の実作。大正期、白樺(しらかば)派・民衆詩派の詩人や、高村光太郎・萩原朔太郎(はぎわ...
こうようせきようそんしゃし【黄葉夕陽村舎詩】
江戸後期の漢詩文集。菅茶山著。初編8巻は文化9年(1812)、後編8巻は文政6年(1823)にそれぞれ刊行。遺稿11巻は頼山陽が編集し、天保3年(1832)に刊行。
こく‐し【国詩】
日本の詩歌。特に和歌。「互に又—国文の好(すき)にかわった」〈胆大小心録〉
こ‐し【古詩】
1 古代の詩。 2 漢詩で、唐代に完成した絶句・律詩などの近体詩に対し、それ以前の、韻を踏むだけで平仄(ひょうそく)や句数などに制限のない詩。また、唐代以降の詩で、この形式で作られたもの。
ごごん‐こし【五言古詩】
漢詩体の一。五言の句からなる古体の詩。五古。→古詩
ごごん‐りっし【五言律詩】
中国の唐代に完成した近体詩の一。五言の句が8句からなる漢詩。五律。五言律。→律詩
さいごのし【最後の詩】
《原題、(フランス)Derniers Vers》ラフォルグの詩集。自由詩。著者没後の1890年に刊行。