じょう‐ご【常語】
1 ふだん使っている言葉。話し言葉。「古語は…芭蕉一派が—との調和を試み十分に成功したる者」〈子規・俳人蕪村〉 2 いつもきまって言う言葉。常套(じょうとう)語。
じょう‐ご【情語】
情のこもった言葉。
じょう‐ご【畳語】
同じ単語または語根を重ねて一語とした複合語。意味を強めたり、事物の複数を示したり、動作や作用の反復・継続などを表したりする。「我々」「泣き泣き」「またまた」「はやばや」「知らず知らず」などの類。
じょうだい‐ご【上代語】
上代の言語、また、単語。国語史では、文献的に資料の得られる6世紀末から奈良時代までのそれをいう。
じょうとう‐ご【常套語】
ある場合にいつもきまって使う言葉。
じょうるりひめものがたり【浄瑠璃姫物語】
「十二段草子(じゅうにだんぞうし)」の別名。
じょ‐ご【助語】
1 「助言(じょげん)」に同じ。 2 「助辞1」に同じ。 3 「助字」に同じ。
じょしん‐ご【女真語】
女真族の言語。ツングース語に属する。独自の文字である女真文字をもつ。
じょせい‐ご【女性語】
日本語に多くみられる、女性特有の言い回しや言葉。現代語では感動詞の「あら」「まあ」、終助詞の「わ」や、「だわ」「のよ」など。古くは、室町時代ごろからみられる宮中などでの女房詞や、江戸時代の遊女語...
じりつ‐ご【自立語】
国文法での語の分類の一。単独でも文節を構成することのできる単語。付属語に対する。名詞・代名詞・動詞・形容詞・形容動詞・副詞・連体詞・接続詞・感動詞の類。詞。⇔付属語。