けんしん‐ろん【見神論】
神と人間とが一体となれば、霊感によって神を見ることができるという説。綱島梁川(つなしまりょうせん)が、その著「病間録」で主張したもの。
げきしろん【劇詩論】
《原題Of Dramatick Poesie:An Essay》英国の詩人ドライデンによる文学評論。1668年刊。
げき‐ろん【激論/劇論】
[名](スル)はげしく論争すること。はげしい議論。「新法案をめぐって—する」
げんぎょししゅろん【言語四種論】
江戸時代の語学書。1巻。鈴木朖(すずきあきら)著。文政7年(1824)刊。国語の品詞を体ノ詞、形状(ありかた)ノ詞、作用(しわざ)ノ詞、テニヲハの4種とすべきことを論じたもの。
げんしょう‐ろん【現象論】
1 ㋐我々が認識できるものは現象だけで、本体そのものは認識できないという説。 ㋑我々の認識できる現象そのものが実在で、そのほかに本体は存在しないとする説。現象主義。 2 事物の表面的な現れだけを...
げんし‐ろん【原子論】
世界は空虚な空間と無数の不可分な原子からなり、同種原子の離合集散に応じて感覚的物質が形成されるとする、古代ギリシャに始まる哲学説。19世紀になって、元素はそれぞれ一定の性質および質量をもつ原子か...
げんだい‐かへいりろん【現代貨幣理論】
自国で通貨を発行している国は、政府債務がどれだけ増大しても、返済に必要な貨幣を自由に発行できるため、財政破綻することはない、とする経済学の学説。MMT(modern monetary theor...
げんだい‐きんゆうりろん【現代金融理論】
⇒現代貨幣理論
げんだいのろうどうくみあい【現代の労働組合】
《原題、(ドイツ)Die Arbeitergilden der Gegenwart》ドイツの経済学者ルヨ=ブレンターノの著作。全2巻。1871年、1872年に刊行。別邦題「現代労働組合論」。
げんだいはいくろん【現代俳句論】
水原秋桜子による俳句論。昭和11年(1936)刊行。増補改訂版は昭和16年(1941)に刊行。