し‐ろん【史論】
歴史についての論説・評論。
し‐ろん【私論】
非公式に個人として述べる論。個人的な意見・見解。「—として党風を語る」
し‐ろん【至論】
至ってもっともな、理にかなった論。
し‐ろん【試論】
1 試みに述べた論。 2 随筆風の小論。エッセー。
し‐ろん【詩論】
1 詩についての評論。 2 「詩学」に同じ。 [補説]書名別項。→詩論
しろん【詩論】
《原題、(ラテン)Ars poetica》古代ローマの詩人、ホラティウスによる書簡詩形式の論文。原題の直訳は「詩の技法(アルスポエティカ)」。後世の詩論、絵画論に大きな影響を与えた。
しんかようろん【進化要論】
ヘッケルの著作を山県悌三郎が訳述し出版したもの。明治20年(1887)刊行。
しんか‐ろん【進化論】
生物のそれぞれの種は、単純な原始生物から進化してきたものであるとする考え。ラマルクの用不用説、ダーウィンの自然選択説、ド=フリースの突然変異説などがある。現在では主として進化の要因論をいう。
しんがくげきろん【新楽劇論】
演劇理論書。坪内逍遥著。明治37年(1904)刊。日本演劇の改良の方策として、舞踊劇を国民的娯楽と国際的理解の観点から論じたもの。→新舞踊劇運動
しんぎ‐ろん【神義論】
⇒弁神論(べんしんろん)