にほんいんぶんろん【日本韻文論】
山田美妙による詩論。日本語の韻文に新たな格調を定めようと試みた。雑誌「国民之友」に明治23年(1890)から明治24年(1891)にかけて連載。
にほんおんがくがいろん【日本音楽概論】
伊庭孝の評論。昭和3年(1928)刊行。
にほんぎきょくぎこうろん【日本戯曲技巧論】
中村吉蔵による演劇評論。作者の浄瑠璃・歌舞伎研究を集成したもの。昭和17年(1942)刊行。
にほんげいのうでんしょうろん【日本芸能伝承論】
国文学者、池田弥三郎の著作。昭和37年(1962)刊行。毎日出版文化賞候補作となった。
にほんれっとうかいぞう‐ろん【日本列島改造論】
昭和47(1972)の自由民主党総裁選挙で田中角栄が提唱した政策構想。また、その内容を記した著書。過密都市から地方への工業分散、新地方都市の建設、高速道路・新幹線などの高速交通網の整備を柱とした。
にんげん‐きかいろん【人間機械論】
《(フランス)homme-machine》人間のあらゆる機能は物理的に分析できるとし、人間は一種の機械であるとする考え。フランスのラ=メトリの同名の著書によって確立。
にんげんろん【人間論】
《原題An Essay on Man》ポープの詩作品。1733年から1734年にかけて発表。書簡形式で書かれた啓蒙詩。
《原題、(フランス)Esquisses de l'homme》アランの...
にんしき‐ろん【認識論】
《(ドイツ)Erkenntnistheorie》認識の起源・本質・方法・限界などについて考察する哲学の一部門。知識論。
ねつのかいせきてきりろん【熱の解析的理論】
《原題、(フランス)Théorie analytique de la chaleur》フランスの数学者・物理学者フーリエの著した物理学書。1822年刊。フーリエ級数やフーリエ変換など、熱伝導を取...
ねつ‐ろん【熱論】
熱のこもった議論。熱心な議論。「—を交わす」