ばく‐ろん【駁論】
[名](スル)相手の論を非難し、反対意見を述べること。また、その議論。「口角泡を飛ばして—する」
ば‐の‐りょうしろん【場の量子論】
量子化された場の理論。1929年、ハイゼンベルクとパウリが発表。素粒子物理学の標準模型や現在研究が進められている超弦理論は、この基本的枠組みの上で記述される。
ば‐の‐りろん【場の理論】
空間的に離れた二つの粒子間に作用する力は、電磁場・重力場などの物理的場と相互作用し、場を変動させることにより伝わるとする理論。場を量子化し、量子論的に扱う場合は場の量子論という。
バンド‐りろん【バンド理論】
結晶内の電子のエネルギー分布はいくつかのエネルギー帯からなるバンド構造をしているという理論。電気伝導など、電子がかかわる固体の性質を論じる基礎となる。
ひ‐けっていろん【非決定論】
《indeterminism》人間の意志は他のいかなる原因によっても決定されず、自分自身で決定するという説。
ひせん‐ろん【非戦論】
戦争をすべきではないとする議論・主張。反戦論。
ひつぜん‐ろん【必然論】
⇒決定論(けっていろん)
ひはんてき‐かんねんろん【批判的観念論】
⇒先験的観念論
ひも‐りろん【紐理論】
⇒弦理論
ひゃくろん【百論】
仏教書。2巻。提婆(だいば)著。鳩摩羅什(くまらじゅう)訳。竜樹の「中論」に基づいて空(くう)の思想を明らかにしたもの。三論の一で、三論宗の依拠書。