しん‐ほんかく【新本格】
推理小説のジャンルの一つ。本格推理小説のように、犯行のトリックを重視し、謎解きの面白さを追求した作品を指す。日本では1980年代から1990年代にかけて、社会派推理小説の隆盛に対して登場した一連...
ジェー‐パーク【J-PARC】
《Japan Proton Accelerator Research Complex》茨城県東海村にある大強度陽子加速器施設の愛称。大強度陽子ビームを生成する加速器と、その大強度陽子ビームを利用...
じ‐なぞ【字謎】
漢字を偏・旁(つくり)・冠・脚などに分けたりして示し、その漢字を当てさせるもの。「人在二草木間一、目有二竹木傍一」を「茶箱」と解く類字の謎。
ジムトンプソン‐の‐いえ【ジムトンプソンの家】
《Jim Thompson House》タイの首都バンコクの中心部にある邸宅。タイのシルク王と称される米国の実業家ジム=トンプソンが、マレーシアのキャメロンハイランドで謎の失踪を遂げるまで暮らし...
スフィンクス【Sphinx】
ギリシャ神話で、胸から上は女、下はライオンで、翼をもった怪物。テーベの近くに現れ、通行人に「朝は四本足、昼は二本足、夕は三本足で歩く生き物は何か」という謎をかけ、答えられない者を殺していた...
スフィンクスのなぞをとくオイディプス【スフィンクスの謎を解くオイディプス】
《原題、(フランス)Oedipe explique l'énigme du sphinx》アングルの絵画。カンバスに油彩。ギリシャ神話を題材とし、テーベ王オイディプスが怪物スフィンクスの謎を解く...
そらとぶうま【空飛ぶ馬】
北村薫の連作短編集。平成元年(1989)に刊行された著者のデビュー作。落語家の春桜亭円紫と女子大生の「私」が、日常に潜む謎を解き明かしていく「円紫さんと私」シリーズの第1作。表題作のほか「砂糖合...
たん‐さく【探索】
[名](スル)《古くは「たんざく」》 1 未知の事柄などをさぐり調べること。「古代史の謎を—する」「海底を—する」 2 罪人の行方や罪状などをさぐり調べること。「事件の背後関係を—する」
だんじゅうろうせっぷくじけん【団十郎切腹事件】
戸板康二の短編推理小説。8代目市川団十郎の謎の自殺をモチーフとする。昭和34年(1959)に「宝石」誌に掲載され、同年、第42回直木賞を受賞。同作を表題作とする作品集は、昭和35年(1960)の...
ちんぴのいど【珍妃の井戸】
浅田次郎の歴史小説。雑誌「小説現代」に連載ののち、平成9年(1997)に刊行。清朝末期の中国を舞台に、義和団事件の際に殺された珍妃の死の謎を扱うミステリー。「蒼穹の昴」の続編にあたる。