とよ‐くに【豊国】
豊かな国。大いなる国。
《上代、朝鮮を「宝の国」とみたところから》朝鮮のこと。
九州北東部の古い国名。文武天皇の代に豊前・豊後に分かれた。
とよくに‐じんじゃ【豊国神社】
京都市東山区にある神社。祭神は豊臣秀吉。慶長4年(1599)創建され豊国大明神の神号を宣下された豊国廟を、明治13年(1880)現在地に遷座・再興したもの。伏見城の遺構という唐門は国宝。豊国大明...
とよくに‐は【豊国派】
歌川豊国を祖とする浮世絵の一派。歌川派の支派。
とよくに‐びょう【豊国廟】
京都市東山の阿弥陀ヶ峰にあった豊臣秀吉の霊廟。日光廟などの先駆をなす。豊臣氏滅亡とともに衰退、廃絶。明治期に豊国神社に再建された。
とよさか【豊栄】
新潟県北部にあった市。阿賀野(あがの)川下流域に位置し、米作や青果生産が盛ん。中心の葛塚(くずつか)は六斎市場として発達。平成17年(2005)3月、新潟市に編入。→新潟
とよさか‐し【豊栄市】
⇒豊栄
とよさか‐じんじゃ【豊栄神社】
山口市上宇野礼にある神社。祭神は毛利元就(もうりもとなり)。慶長5年(1600)毛利輝元が創建。仰徳大明神。
とよ‐さかのぼり【豊栄登り】
朝日が美しく輝いてのぼること。また、その時刻。「朝日の—にたたへごと竟(を)へまつらくを」〈祝詞・広瀬大忌祭〉
とよす【豊洲】
東京都江東区の地名。隅田川河口の埋め立て地で、工業地帯として発達。再開発により現在は商業地・住宅地。豊洲市場がある。
とよす‐しじょう【豊洲市場】
東京都江東区豊洲にある卸売市場。東京都が設置する中央卸売市場の一つ。水産物と青果物を扱う。老朽化・狭隘(きょうあい)化の進む築地市場に代わり、平成30年(2018)10月開場。