せいしょくき‐すうはい【生殖器崇拝】
生殖器によって象徴される生産力・豊饒(ほうじょう)力に対する信仰。性器崇拝。
せいめい‐の‐き【生命の樹】
特定の樹木を生命力の源泉、また豊饒(ほうじょう)・生産の象徴として崇拝する宗教現象。古代オリエントを中心に、1本の樹木の両側に1頭の動物を描く図像があらわれ、東西に広く伝わった。聖書では、楽園の...
せんばづる【千羽鶴】
川端康成による連作短編小説。昭和24年(1949)から昭和26年(1951)にかけて、雑誌「読物時事別冊」「小説公園」「別冊文芸春秋」に断続的に発表。志野茶碗を象徴的モチーフとしながら、男女の愛...
ゼクセロイテン‐ひろば【ゼクセロイテン広場】
《Sechseläutenplatz》スイス北部の都市チューリヒにある市内最大の広場。チューリヒ湖北東岸に位置し、チューリヒ歌劇場とベルンハルト劇場に面する。名称はゼクセロイテンとよばれる春祭り...
ゼレナーホラ‐の‐じゅんれいきょうかい【ゼレナーホラの巡礼教会】
《Kostel Svatého Jana Nepomuckého na Zelená Hora》チェコ東部、プラハの南東約150キロメートルのゼレナーホラにある教会。ボヘミア王バーツラフ4世の怒...
そうごう‐しゅぎ【総合主義】
《(フランス)synthétisme》19世紀末、フランスでゴーギャンを中心として興った絵画運動。印象主義の分析的傾向への反動として主観と客観の総合を目ざした。象徴主義的な主題、平坦な色面と太い...
そうとう‐の‐わし【双頭の鷲】
頭が二つある鷲。二つの権威を一つのからだに有していることの象徴として、古くは神聖ローマ帝国・ロシア帝国ロマノフ朝・オーストリア帝国などの紋章に描かれ、また、現在でもアルバニアの国旗に使われている...
ぞう‐めん【蔵面/造面/雑面】
舞楽面の一。長方形の厚紙に白絹を張り、墨で人の顔を象徴的に描いたもの。蘇利古(そりこ)・安摩(あま)などに用いる。
ゾロアスター‐きょう【ゾロアスター教】
《Zoroaster》古代イランのゾロアスターを開祖とする宗教。聖典「アベスター」によると、宇宙の歴史は、善神アフラ=マズダーと暗黒の神アングラ=マイニュ(アフリマン)との闘争であり、最終的には...
タバ‐ボシウ【Thaba-Bosiu】
レソト西部にある丘陵。首都マセルの東約20キロメートルに位置する。ソト族のモシュシュ1世が要塞を築き、ズールー族、英国人、ボーア人と戦った。同国の独立の象徴とされる。