ほうかつ‐ざいさん【包括財産】
財産を構成する権利義務のすべてを包括して一つとして扱う場合の財産。相続財産など。
ほう‐じん【法人】
自然人以外のもので、法律上の権利義務の主体とされるもの。一定の目的のために結合した人の集団や財産について権利能力(法人格)が認められる。公法人と私法人、社団法人と財団法人、営利法人と公益法人・中...
ほうじん‐しんたく【法人信託】
企業などが、資金調達や資産運用、従業員のための年金・財産形成などを目的として行う信託の総称。→個人信託
ほうてい‐こうけん【法定後見】
成年後見制度の一。精神上の障害があり判断能力が不十分なために、財産管理や契約などの手続きが困難な者に対し、家庭裁判所の審判によって行為の代理または補助をする者が選任される。本人の判断能力の程度に...
ほご‐きょうてい【保護協定】
投資協定のうち、海外に投資した企業・投資家およびその投資財産の保護について定めたもの。投資保護協定。→自由化協定
ほさ‐にん【保佐人】
被保佐人について保佐をする人。被保佐人の行う財産上の重要な法律行為について同意権・取消権をもち、被保佐人より求められた特定の法律行為についての代理権をもつ。
ほ‐しょう【補償】
[名](スル) 1 損失を補って、つぐなうこと。特に、損害賠償として、財産や健康上の損失を金銭でつぐなうこと。「労働災害を—する」「公害—裁判」「—金」 2 心理学で、身体的・精神的な原因によっ...
ほ‐ぜん【保全】
[名](スル)保護して安全であるようにすること。「財産を—する」「環境—」
ほぜんかんり‐にん【保全管理人】
企業が会社更生法・民事再生法による再建や破産法による破産手続きを行う際に、裁判所が保全管理命令を出した場合、裁判所に選任されて企業の事業・財産を管理する者。通常は弁護士が選任される。
ほぞん‐こうい【保存行為】
管理行為の一。財産の価値を現状のまま維持する行為。家屋の修繕など。