すり‐つぶ・す【磨り潰す/擂り潰す】
[動サ五(四)] 1 すって細かく砕く。すって原形をなくする。「大豆を—・す」 2 財産をなくす。財産を使い果たす。「道楽して身代を—・す」
すり‐へ・る【磨り減る/摩り減る】
[動ラ五(四)] 1 こすれて少なくなる。「靴のかかとが—・る」「—・ったタイヤ」 2 使いすぎて衰える。消耗する。「客の接待で神経が—・る」 3 少しずつなくなる。「財産が—・る」
す・る【掏る】
[動ラ五(四)]人が身につけている金品を気づかれないように盗み取る。「財布を—・られる」 [可能]すれる
す・る【擦る/摩る/磨る】
[動ラ五(四)] 1 物に、他の物を強く触れ合わせて動かす。こする。「マッチを—・る」 2 物の表面に他の物を押し付けて繰り返し動かす。「やすりで—・って仕上げる」「墨を—・る」 3 賭事(か...
するすみ【匹如身】
[名・形動ナリ]財産も係累もない身の上であること。また、そのさま。無一物。するつみ。するつむ。「世を捨てたる人の、万(よろづ)に—なるが」〈徒然・一四二〉
ずるり
[副] 1 やや重い物が滑るように動くさま。「ぬかるみに—と足を取られた」 2 動作が滞りなく、なめらかなさま。「財布握ったまま、—と門口を出た」〈木下尚江・良人の自白〉
せ【施】
1 仏教で、ほどこしをすること。法施・財施・無畏施などをいう。布施。 2 他人に物を与えること。施与(せよ)。「貧窮(びんぐう)の所に行きて其の—を受けむ」〈今昔・二・六〉
せい【政】
[音]セイ(漢) ショウ(シャウ)(呉) [訓]まつりごと [学習漢字]5年 〈セイ〉 1 国家・社会を正しくおさめること。まつりごと。「政権・政策・政治・政党・政府・政令/悪政・為政・王政・...
生活(せいかつ)に追(お)わ◦れる
財産や収入が少なく、生活するだけでも大変である。「—◦れて心にゆとりがない」
せい‐かん‐ぎょう【政官業】
政界・官界・実業界、または、政治家・官僚・実業家を合わせた称。政官財。「—の癒着」