うが‐じん【宇賀神】
《「うかじん」とも》 1 古来、人間に福徳をもたらすと考えられている福の神たちの総称。食物神・農業神ともされる。幸福・利益・知恵・財力の神とされている弁財天と同一視されることが多い。 2 《1の...
うけ‐にん【請(け)人】
借金・売買契約・人物などの保証をする人。近世には金請(かねうけ)・人請(ひとうけ)・地請(じうけ)・店請(たなうけ)などの別があった。保証人。「自分の財産(しんだい)を挙げて—の義務を果たすと云...
うざい‐がき【有財餓鬼】
1 飢えに苦しむ餓鬼の中で、物を食することのできる餓鬼。膿(うみ)・血などを食う小財餓鬼と、人の食い残しや、祭祀(さいし)などで捨てられた物を食う多財餓鬼とをいう。⇔無財餓鬼。 2 財産を多く持...
うじかみ‐じんじゃ【宇治上神社】
京都府宇治市にある神社。祭神は応神(おうじん)天皇・仁徳(にんとく)天皇・菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)。本殿は現存する日本最古の流れ造りの神社建築として知られ、拝殿とともに国宝に指定される。...
うじ‐じんじゃ【宇治神社】
京都府宇治市にある神社。宇治上神社に隣接する。祭神は菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)。本殿は鎌倉時代の建立で、重要文化財。
うすき‐せきぶつ【臼杵石仏】
臼杵市にある、日本最大の磨崖仏(まがいぶつ)群。大日如来・釈迦三尊・十王像など75体が残る。大部分は平安後期の作で、鎌倉・室町期のものもある。特別史跡・重要文化財。臼杵磨崖仏。深田石仏。
うち‐い・る【打ち入る】
[動ラ四] 1 勢いよく中に入る。「庭に—・り縁の際(きは)に寄り給ひて」〈義経記・二〉 2 物事に熱中する。心を打ち込む。「明け暮れ碁に—・りて」〈浮・織留・二〉
[動ラ下二] 1 ひょい...
腕(うで)一本(いっぽん)脛(すね)一本(いっぽん)
地位・財産もなく、自分のからだ以外に頼るものがないことのたとえ。
うばい‐と・る【奪い取る】
[動ラ五(四)]他人の物を無理に自分の物にする。無理やりに取る。「財布を—・る」「王座を—・る」
うま‐や【駅/駅家】
律令制で、諸道の30里(約16キロ)ごとに置かれた施設。駅馬を置き、駅使に食料・人馬を供する駅長・駅子(えきし)がいた。財源として駅田が給与された。えき。→駅(えき) →駅制