ひん‐しょせい【貧書生】
貧乏な書生。貧生。「—が退屈な仕事の暇に取り交わす雑談の片端にも」〈佐藤春夫・晶子曼陀羅〉
ひんし‐るい【貧歯類】
貧歯目の哺乳類の総称。歯が全くないか、あっても歯根がなくエナメル質を欠く不完全な歯をもつ。アリクイ・ナマケモノ・アルマジロの3科が含まれ、中南米に分布。
ひん‐じゃ【貧者】
貧しい人。貧乏人。⇔富者。
ひん‐じゃく【貧弱】
[名・形動] 1 みすぼらしく、見劣りのすること。また、そのさま。「造りが—だ」「—な体躯(たいく)」 2 乏しく、必要を満たすに十分でないこと。また、そのさま。「—なボキャブラリー」 [派生]...
ひんじゃ‐の‐いっとう【貧者の一灯】
⇒長者(ちょうじゃ)の万灯(まんとう)より貧者の一灯
ひんじゃのかくばくだん【貧者の核爆弾】
中村正䡄による長編の国際小説。平成2年(1990)刊行。
ひんじゃ‐の‐かくへいき【貧者の核兵器】
生物兵器・化学兵器のこと。殺傷能力は高いが、核兵器に比べて材料の入手や製造などが容易であること、費用が少なくすむことからの名。→大量破壊兵器
ひん‐じょ【貧女】
貧しい女。
ひん・する【貧する】
[動サ変][文]ひん・す[サ変]貧乏する。貧しくなる。「—・すれば盗みもする」
貧(ひん)すれば鈍(どん)する
貧乏すると、生活の苦しさのために精神の働きまで愚鈍になる。