あて【貴】
[形動ナリ] 1 身分が高いさま。「世界の男、—なるも卑しきも」〈竹取〉 2 上品で美しいさま。「頭つき様体細やかに—なる程は」〈源・宿木〉
あに‐き【兄貴】
1 兄を敬って、または、親しんでいう語。 2 若者・職人・やくざなどの間で、勢力があり、頭株(かしらかぶ)に推される者。「—分」 3 年上の男。「君は僕より—だし、経験にも富んどるし」〈紅葉・多...
あにき【兄貴】
今江祥智の自伝的長編小説。昭和51年(1976)刊。昭和48年(1973)刊行の「ぼんぼん」の続編。
あね‐き【姉貴】
1 姉を敬って、または、親しんでいう語。 2 遊び人仲間などで、年上の女を敬っていう語。 [補説]「あねぎみ」の音変化か。「貴」は当て字。
おおひるめ‐の‐むち【大日孁貴】
天照大神(あまてらすおおみかみ)の異称。
おじ‐き【伯父貴/叔父貴】
おじを親しんで、また敬っていう語。
き【貴】
[接頭] 1 人や人の集団を表す言葉に付いて、身分・位・家柄などが高いことを表す。「—公子」「—夫人」「—族」 2 相手または相手に属する物を表す語に付いて、敬意をもって「あなたの」の意を表す...
き【貴】
[音]キ(呉)(漢) [訓]たっとい とうとい たっとぶ とうとぶ [学習漢字]6年 1 価値・身分が高い。「貴顕・貴族・貴重・貴賓・貴金属・貴公子/高貴・尊貴・富貴」 2 値段が高い。「騰貴」...
ぎょくどう‐ふうき【玉堂富貴】
文人画の画題の一。牡丹(ぼたん)の花を主として、蘭と海棠(かいどう)とを添える。
けん‐き【権貴】
権力を持ち、とうとい身分であること。また、その人。「—栄達の士は人を人と思わざるに於て」〈漱石・吾輩は猫である〉