きんゆう‐きかん【金融機関】
資金の供給・仲介などを行う機関。銀行・金融公庫・信用金庫・保険会社・証券会社など。
きんゆうきのうきょうか‐ほう【金融機能強化法】
《「金融機能の強化のための特別措置に関する法律」の略称》金融システム安定化のため、地方銀行や信用金庫、信用組合などの地域金融機関に対して公的資金を注入できるよう枠組みを定めた法律。平成20年(2...
きんゆう‐こうがく【金融工学】
金融市場で資金を運用する際に生じるリスクを、数学・統計学・経済学・情報技術などの手法で分析・管理し、効率よく利益を上げる方法を追求したり、新しい金融商品を開発したりする学問およびその技術。197...
きんゆう‐さい【金融債】
特定の金融機関が特別法に基づいて、資金調達のために発行する債券。利付債と割引債とがある。
きんゆう‐しじょう【金融市場】
金融取引が行われ、資金の需給関係が調整される市場。国内金融市場・国際金融市場・長期金融市場・短期金融市場など。信用市場。
きんゆう‐システム【金融システム】
資金の調達・運用など金融取引を円滑に行うための仕組み。株式・債券市場を含む金融市場や、中央銀行、さまざまな金融機関、企業、個人などがそれぞれの役割を果たしながら金融システムを構成している。
きんゆう‐そうば【金融相場】
不況期の金融緩和により、金融機関などから余剰資金が証券市場に流入することによって上昇する株式相場。 [補説]株式相場は、景気の循環に伴って、金融相場→業績相場→逆金融相場→逆業績相場→金融相場と...
きんゆう‐ちょうせつ【金融調節】
中央銀行が公開市場操作などによって短期金融市場の資金量を調整すること。日本では日本銀行が金融政策決定会合で決めた基本方針を実現するために、短期金融市場で民間金融機関相手に債券や手形を売買して、市...
きんゆう‐バブル【金融バブル】
多様な金融商品などによって過剰な信用供与が行われたことにより発生したバブル経済。 [補説]1980年代以降、米国の主導により規制緩和による金融の自由化・グローバル化が進み、金融市場の規模が急速に...
きんゆう‐ひっぱく【金融逼迫】
金融市場で資金の需要が供給を上回り、資金調達が困難になる状態。⇔金融緩和。