とくさ【木賊】
謡曲。四番目物。世阿弥作と伝える。都の僧が、父を尋ねたいという少年松若を連れてその故郷信濃へ下り、木賊を刈っている老いた父を見つける。
とび‐いか【鳶烏賊】
アカイカ科の頭足類。全長約30センチ。熱帯・亜熱帯に分布。海上を飛ぶことがある。沖縄ではするめにする。
ど‐ぞく【土賊】
その土地の賊徒。土匪(どひ)。
にゅうどう‐いか【入道烏賊】
ツメイカ科のイカ。巨大で、胴長約2メートル。ひれは長三角形で胴の半ばまでつき、触腕も長く、先端に36個の鉤(かぎ)が2列に並ぶ。北太平洋に分布。
にょ‐ぞく【女賊】
1 女の盗賊。 2 仏語。女性のこと。求道心が女色によって損なわれるところから、賊にたとえたもの。
のし‐いか【伸し烏賊/熨斗烏賊】
するめを薄く押し伸ばしたもの。味付けしたものもある。もとは、みりんに浸してから木槌で打ち伸ばした。
はり‐いか【針烏賊】
1 コウイカの別名。 2 コウイカ科のイカ。外套長8センチくらいでコウイカに似るが、石灰質の甲は薄い。東京湾以西に産し、食用。
はん‐ぞく【叛賊/反賊】
謀反を起こした人。逆賊。
ば‐ぞく【馬賊】
清末ごろから中国東北地区に勢力を張って、略奪などを行った騎馬の武装集団。
ひ‐ぞく【匪賊】
徒党を組んで略奪・殺人などを行う盗賊。