ヒッペアストラム【(ラテン)Hippeastrum】
ヒガンバナ科ヒッペアストラム属の球根植物。約70種が南米に自生し、観賞用に栽培されるものも多い。中でも園芸用に改良されたアマリリスが有名。ヒペアストルム。
ひつじかい【羊飼い】
《原題The Shepherd》ブランデンによる詩集。1922年刊。同年のホーソンデン賞を受賞。別邦題「牧人」。
ひつじをめぐるぼうけん【羊をめぐる冒険】
村上春樹の長編小説。昭和57年(1982)「群像」誌に発表。単行本は、同年刊行。「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」から続く3部作の最終作。著者の作品にしばしば登場するキャラクター「羊男」...
ひつ‐ばつ【必罰】
罪ある者は必ず罰すること。「信賞—」
ひでよしとりきゅう【秀吉と利休】
野上弥生子の長編歴史小説。豊臣秀吉と千利休の確執を描く。昭和37年(1962)から昭和38年(1963)にかけて、「中央公論」誌に連載。昭和39年(1964)刊行。第3回女流文学賞受賞。
ひでん【秘伝】
高橋治の小説。巨大魚イシナギを釣り上げようとする二人の釣り人の姿を描く。昭和58年(1983)発表。同年、第90回直木賞受賞。
ひとくい【人喰い】
笹沢左保の長編小説。昭和35年(1960)刊。翌年、第14回日本探偵作家クラブ賞(現、日本推理作家協会賞)を受賞。三池炭鉱の組合分裂に着想を得た作品。
ひとりのおんなに【ひとりの女に】
黒田三郎の詩集。昭和29年(1954)刊行。翌年、第5回H氏賞受賞。愛する女性(後の黒田の妻)に宛てた恋愛詩。
ひとりびより【ひとり日和】
青山七恵の小説。20歳の女性と71歳の女性の共同生活を描く。平成18年(2006)発表。同年、第136回芥川賞受賞。
ひとりぼっちのどうぶつえん【ひとりぼっちの動物園】
灰谷健次郎による児童文学作品、また同作を表題作とする短編小説集。小説集は昭和53年(1978)の刊行で、挿絵は長新太。同年の第27回小学館文学賞(現小学館児童出版文化賞)を受賞。