かぎのないゆめをみる【鍵のない夢を見る】
辻村深月の短編小説集。平成24年(2012)刊行。同年、第147回直木賞受賞。
かぎりなくとうめいにちかいブルー【限りなく透明に近いブルー】
村上竜の小説。1960年代後半の、米軍基地周辺に住む若者たちの生活を描く。昭和51年(1976)発表。同年、第19回群像新人文学賞、第75回芥川賞受賞。昭和54年(1979)、作者自身の監督・脚...
かくされたじゅうじか【隠された十字架】
梅原猛の著作。副題「法隆寺論」。昭和47年(1972)刊。法隆寺は聖徳太子の怨霊を鎮める目的で建立されたと論じる。毎日出版文化賞受賞。
かくしょう【確証】
小谷剛の短編小説。昭和24年(1949)発表。同年、第21回芥川賞受賞。
かくてありけり
野口冨士男の自伝的小説。昭和53年(1978)刊行。同年、第30回読売文学賞(小説賞)受賞。
カクテルパーティー【カクテル・パーティー】
《The Cocktail Party》エリオットの戯曲。1949年初演、1950年刊。エウリピデスの悲劇「アルケスティス」に着想を得ている。
大城立裕の短編小説。昭和42年(1967)発表...
かくれざと【かくれ里】
白洲正子による紀行文集。昭和46年(1971)刊行。翌昭和47年(1972)、第24回読売文学賞受賞。
かけ‐もの【賭(け)物/懸(け)物】
勝負事などに賭ける金品。賭け事の勝者に与えられる賞品。賭け禄(ろく)。「—にして、娘くらべなどせられよや」〈宇津保・菊の宴〉
かげききょう【蔭桔梗】
泡坂妻夫の短編小説。下町の紋章上絵(うわえ)師を主人公に職人の世界と男女の機微を描く。平成2年(1990)刊行。同年、第103回直木賞受賞。
かげのこくはつ【影の告発】
土屋隆夫の長編推理小説。昭和38年(1963)刊。同年、第16回日本推理作家協会賞受賞。検事の千草泰輔を主人公とする推理小説シリーズのひとつ。