ラス‐レーニャス【Las Leñas】
アルゼンチン西部、メンドーサ州のスキーリゾート。州都メンドーサの南西約270キロメートル、アンデス山脈の東斜面に位置する。標高2200〜3400メートルの高所にあり、雪質に恵まれる。同国最大規模...
ラセミ‐たい【ラセミ体】
《racemic body》化学構造が鏡像の関係にある一対の光学異性体を等量混合した物質。光学活性は失われ、旋光性を示さない。
ラチェット‐こうか【ラチェット効果】
《ラチェットは、歯止めの意》物価が上昇して実質的な購買力が低下したり、増税などで可処分所得が減少したりしても、貯蓄を取り崩すなどして、消費者がそれまでの消費水準をしばらくの間維持しようとすること...
ラック【lac】
ラックカイガラムシの体を覆う、樹脂状の物質。精製したものをシェラックといい、塗料・接着剤などに用いる。
らっぱ‐むし【喇叭虫】
繊毛虫類ラッパムシ科の一群の原生動物。有機質に富む淡水・汽水にすむ。体長約0.5ミリ。体はらっぱ形で、前端の口部の周縁に繊毛の列をもち、後端は細くなり他物に付着しているが、遊泳もする。
ラド【rad】
放射線の吸収線量を表す単位。現在はグレイを標準単位とする。1ラドは物質1キログラムが0.01ジュールのエネルギーを吸収するときの吸収線量で、0.01グレイに相当。記号rad
ラドン【radon】
希ガス元素の一。同位体はすべて放射性。単体は不活性な無色の気体で、気体中で最も重い。元素記号Rn 原子番号86。質量数222、220、219の3種類がある。
ラブ‐は【ラブ波】
境界面が水平な弾性体の上に、性質の異なる表層があるときに伝わる横波の表面波。水平振動だけからなり、地震波ではS波のあとに現れる。英国の物理学者ラブ(A.E.H.Love[1863〜1940])が...
ラマルキズム【Lamarckism】
フランスの博物学者ラマルクの学説に基づく進化思想。獲得形質の遺伝を中核とする。→用不用説
ラマン‐こうか【ラマン効果】
物質に単色光を当てたとき、散乱光中に、当てた光のほかに波長の異なる光が含まれている現象。物質中の分子の振動・回転状態により、光がエネルギーを付加または除去されて起こる。分子構造の研究に利用。19...