りしり‐こんぶ【利尻昆布】
マコンブの変種。利尻島・礼文島に産し、色はやや黒くて質が堅い。食用。
リシン【lysine】
《「リジン」とも》必須アミノ酸の一。ほとんどのたんぱく質中に存在し、特にヒストン・アルブミン・筋肉たんぱく質に多い。食品の栄養添加剤として使用。
リシン【ricin】
トウゴマの種子に含まれる毒性の糖たんぱく質。たんぱく質の生合成を阻害する作用をもつ。
リスク‐しゃかい【リスク社会】
経済や科学技術の発展による富の社会的生産や政治的変革と並行して、多様で複雑化したリスクが社会的に生産される社会。ドイツの社会学者ウルリッヒ=ベックが同名の著書で現代社会の特質を把握するために導入...
リステリア‐きん【リステリア菌】
《Listeria monocytogene》リステリア症の原因となる細菌。自然界に広く分布し、低温や高い食塩濃度の環境でも発育できる性質をもつ。主に動物や鳥類を発病させるが、抵抗力の弱い新生児...
りそう‐せい【離巣性】
鳥のひなが孵化(ふか)直後巣を離れ、自立して生活する性質。地上で営巣するカモ・チドリ・キジなどにみられる。⇔留巣性。
りそうてき‐くうねんひ【理想的空燃比】
空気と燃料の混合ガスが、内燃機関で完全燃焼するときの理想的な空燃比。ガソリン機関の場合、ガソリンと空気の質量比が1:14.7となる。
りそう‐ようえき【理想溶液】
溶液を構成するすべての溶媒分子・溶質分子間の相互作用が一様である仮想の溶液。実在の溶液では、溶質の濃度が低いほどこれに近い。
リソソーム【lysosome】
《「リソゾーム」「リゾソーム」とも》細胞質中にあって、一群の加水分解酵素を含み、消化分解作用をもつ小器官。水解小体。ライソソーム。
リゾーム【(フランス)rhizome】
1 根茎。茎でありながら一見根のように見えるものの総称。竹・シダなどに見られる。 2 現代思想で、相互に関係のない異質なものが、階層的な上下関係ではなく、横断的な横の関係で結びつくさまを表す概念...