かいりくふう‐じゅんかん【海陸風循環】
海風や陸風が吹くときに起こる空気の循環をいう。日中、地表近くで海から陸へ吹き込む海風は、内陸で上昇し、上空では海へ吹き出す風となって循環を形成する。夜間に陸から海へ吹き出す陸風は、海上で上昇し、...
かいりせい‐どういつしょう【解離性同一症】
一人の人間の中に複数の異なる人格状態が存在し、それらが交代して現れる状態。解決困難な葛藤に直面したときに、知覚や記憶を自己の意識から切り離そうとするために起こると考えられる。以前は多重人格障害と...
か‐いん【禍因】
わざわいの起こるもと。
かえるか‐げんしょう【蛙化現象】
心理学で、好意をもつ相手が、自分に好意をもち始めると、相手に嫌悪を感じる状態。嫌われるかもしれないという不安から起こる自己防衛とみられている。 [補説]名称はグリム童話「蛙の王様」に由来するが、...
かえるつぼかび‐しょう【蛙壺黴症】
ツボカビの一種であるカエルツボカビによって起こる感染症。カエルなどの両生類が感染すると大量死を招くことがある。人間には感染しない。アフリカから輸出されたアフリカツメガエルとともに世界中に伝播した...
かかく‐きょうそう【価格競争】
商品やサービスの市場における競争のうち、価格の安さを競うもの。多く、性能や品質などの差が競争者間で小さい場合に起こる。過熱すると、顧客獲得のため一時的に採算割れの価格がつけられることもある。値引...
か‐かくせい【過覚醒】
強いストレスを受けたときに生体防御反応として起こる緊張状態が、ストレスが解除された後も持続する状態。睡眠障害(入眠・睡眠維持の困難)、わずかな刺激に対するいらいら、怒りの爆発、集中困難、過度の警...
かかんき‐しょうこうぐん【過換気症候群】
神経症や呼吸中枢の異常により発作的に過呼吸を行ったため、血液中の二酸化炭素濃度が低下して起こる一連の症状。呼吸困難・胸痛やしびれ・痙攣(けいれん)などがみられる。
かがくてき‐かんかく【化学的感覚】
化学物質の刺激によって起こる感覚。味覚・嗅覚など。
かき‐さん【過期産】
妊娠満42週以降の出産。分娩予定日を2週間以上過ぎての分娩となり、胎盤機能の低下や羊水の減少などによって胎児・新生児に危険が起こる可能性が高くなる。→早産 →正期産